先日、ちょっと中国に遊びに行ってきたんです。
しかもいろいろ面倒くさいので、現地のツアーガイドつきのバリバリのパックツアーでね。
そこで僕は、これまで経験したことのない貴重な体験を何度かしてきました。
それは何かというと、「自分の母国語を外国人が、母国人の前で話す」という状況です。
ツアーガイドつきのツアーの経験者にとっては、当たり前のことですけど、ガイド付きの旅行自体が初めてだったんです。つまり、中国人が日本人相手に日本語を話すというシーンに何度が遭遇したわけです。
それはツアー中つきっきりのツアーガイドさんだけでなく、「買え買えオーラ」120%の民芸品店の説明係員のおね~さんとか、まあいろいろいたわけなのですが。
そして、彼らに共通していることがいくつかありました。
1.彼らの話す日本語は一見ペラペラに聞こえる
2.しかしよく聞くと文法的にはメタメタである。
3.文法などに敏感ではない普通の人には、それでもペラペラという印象を与えることができる。そしてそれなりにコミュニケーションが成立している。
そしてかなりおもしろいのは、文法がメタメタであっても、そのお言葉が母国語の話者はそのメタメタな文法を自動修正して理解するから、コミュニケーションがとれなくなるということがないということなんですね。
まあ、早い話が、「よくこんな日本語でも食べていけるな~」というのが僕の感想です。
実際に同伴したツアーのガイドさんは10年くらいこの商売をやっているそうですが、一度も日本滞在の経験はなく、すべて中国で学んだそうです。それでもちゃんと仕事になっているから恐ろしいです。
このあたりのタフさというか行動力が、中国人が日本人よりもグローバル化されているといわれるところなのでしょうね。
で、そこで結論。
1.英語(他の言語でもいいけど)がペラペラになるのはかなり簡単
2.つまりTOEIC600点くらいからでも英語がペラペラになることは可能
3.逆にTOEIC900点を取っていても、その技術を持っていないと英語がペラペラにはなれない。
このテーマで、超短期間で英語(何語でもいいけどね)がペラペラになる教育プログラムを組み立ててみたいと思っています。
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