それでは、たまにはその英文だけをもっていって公園などにいって、「辞書なしで読む」訓練もしましょう。
実際人と話しをするときには、知らない単語がでたからといってポーズボタンを押すわけにはいきませんね。多少わからない単語がでてきてもあせらない訓練をしてみましょう。
これはプロの音楽家がミスタッチしてもそこで演奏を止めずに、次のフレーズを弾くのと同じです。多少のことは気にしないというのも大事ですよ
ちょっと横道にそれます。「私は読み書きはできるのですが、スピーキングとリスニングはちょっと・・・」という話をよく耳にします。これは受験生時代にずいぶん英語を勉強したという背景があっておっしゃるようですが、その考えを改めたほうがいいです。
読むスピードが150語/分以下の場合、それは「読める」うちには入りません。
映画・DVDの英字字幕のスピードについていけるくらいのスピードで読めてはじめて「読める」といっていいと思います。
そういう方こそ受験時代の経験は「ゼロクリア」して、「自分は読めてないんだ」という意識で本気で速読・多読にとりくまないといつまでたってもスピーキングもリスニングも上達しませんよ~。
本当ですよ~。
さて、あなたはこうして気合をいれて速読・多読の鬼となります。これを続けるだけで、あなたの語彙はどんどん増えます。単語帳に記入して通勤電車で覚えるのも自由です。
(私はやりませんけどね。私は単語帳作る暇があったらその文多くの文章を読んでいたほうがいいと考えるナマケモノですから。)
でもその間、いっさい聴く訓練をシャットアウトしなければいけないわけではありません。速読・多読と並行してボチボチ「聴く」訓練もしましょうか。ここでも10年前では信じられない、涙がでるようなうれしいツールが今はあるんですよね。
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