2009年2月16日月曜日

1000の法則

複利でお金を運用した際に、お金を2倍にするまでどれぐらいかかるのかを即時に計算できるのが「72の法則」

☆ 金利(%)×年数(年)=72

たとえば、10%で運用すれば、7.2年でお金が2倍になるというわけですね。
逆に金利0.5%の定期預金にお金をあずけておくと、倍にするのに144年かかるわけですよね。それでもみんな定期預金に預けっぱなしという変わった国民性の日本人(大前研一談)

さて、こんな法則がどうも語学にもありそうです。

題して1000の法則

一日の勉強時間(あるいは接している時間) X 日数 = 1000

これは日常でもビジネスでも、ある程度その言語でコミュニケーションができるレベル(実戦レベル)までに到達するまでにかかる法則です。かなりラフですけど。もちろん通訳・翻訳を目指す人はこんなんじゃだめですよ。死ぬほど勉強してくださいね。

元ネタはこのあたりにあるんですけどね。

相撲力士はだいたい3か月くらいで日本語を使えるようになる。
(一日13時間(朝から晩まで)X 90日=1,170)
知人の5カ国語を操るスペイン人は常々「一つの言葉をマスターするには1日30分、五年間続けること」と言っていた。
(一日0.5時間 X 1,825日 = 913)

もちろん、1000時間きっちり経過したら突然堪能になるわけじゃないから10%の誤差はありますよ。かけてる時間にたいする集中力にも個人差はありますからね。

それでも、こう考えていくと、週2回、1時間の会話レッスンをしている人は予習復習をきちんとしない限りその言葉が実戦レベルで使えるようになるまでに10年近くかかることになるんですね。逆に方法さえ間違わなければ3か月で言葉をマスターすることも可能だということにもなるのですが・・・。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

続編を期待しています。^^