最近ちょっと気に入ったのでしばらく「聴能力」って言葉を使おうと思ってます。発音は「超能力」と同じですが、こちらは読んで字の如く、聴き取る能力ですね。
外国語を勉強する上で聴きとる能力をもっともおおきなウェイトを置くべきというのが僕の持論なので、こういう言葉があると便利です。
さて・・・・
聴能力をアップさせるには、一言でまとめてしまうと耳から入ってくる音声情報をいかに早く処理できるかによるわけなんですよ。
そのひとつは僕が今インストラクターをやっているSPEED ENGLSIHで使用している倍速、三倍速で音声を聞いて脳みそを早く動かすという方法。
俗にいうインターチェンジ効果というやつですね。速い速度の音声を聞いた後でノーマルスピードを聴くとゆっくり聞こえるってやつです。
僕も30代のころ、資格試験マニアのときは、テキストブックをテープに吹き込んで、二倍速で聴いていましたよ。そのときは単純に30分の内容が15分で聴くことができるという理由でしたけど。
ところで語学に関してはもう一つ有効な方法があるのを知ってますか?
それは別の言語を学習することです。
自分の例でいうと、今僕は中国語の勉強をしているのですが、息抜きにスペイン語やフランス語を聴くと、一語一語はっきりと聞こえるようになりました。
特にフランス語での聴能力アップはすごいです。あのぐじゅぐじゅいっている言葉が一つ一つ単語単位で聴きとることができます。だからわからない単語だけを抽出できるので辞書が使いやすくなります。ひいては語彙力のアップにつながるわけですね。
たぶん、この方法は一定期間放っておくと元の能力に戻ってしまう倍速訓練よりは、より確実で安定した方法だと思います。
ただこの欠点は、一度このサイクルにハマってしまうと延々と何かの言葉を勉強していなければならないということになることですね。
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