2009年11月29日日曜日

英語(外国語)のスーパー速読法を身につける(3)

ビジネスフレーズ集と交互にアップしていています。見づらくてすみません・・・。


(2) 姿勢

姿勢に関していうと、よく背筋を伸ばして、椅子には浅めに座ってとかと細かいことを書いている本がありますね。僕はあまりこだわりません。とにかくリラックスできていればいいと思います。試験会場の机と椅子がかなり快適ではないことを考えると多少の抗体を持っていたほうがいいでしょう。

ただ、うつ伏せや、横になった状態で速読をやろうとするとヘンなところで疲労を感じますね。


(3) 逆読み(さかよみ)について

外国語というか英語の読み方でだれもが言及するのが「逆読みをするな」ということですね。これは僕も過去に自分のブログで言及していますので、重複を避けますが。


http://40yearslanguage.blogspot.com/2007/08/part-6.html

http://40yearslanguage.blogspot.com/2007/08/part-7.html


それでも、逆読みをやってしまうのはなぜかを考えると、こういう人たちは「情報というのは、文法法則にのっとたきちんとした文章で順番に脳にインプットしていかなければ、きちんとインプットされない」という考え方が無意識にあるからだと思います。

そういう方にとっては、前回の記事に例をあげましたように、断片的な単語を拾いながら頭の中で文章というか「すじ」を一本通していくようなインプット方法に変えるという意識の大変換が必要になりますね。

巷ではやりのフォトリーディングというのは、この手法を使っていますね。つまり単語だけを拾って後で頭の中で文章を再構築するというやり方です。

僕もこれについては表面的には賛成なのですが、フォトリーディング推奨派の本は、「同じ単語を使っても、作者の考えていた文章の筋道と読者が再構築した文章の筋道がことなっていたら、読書してことにはならない。そこをどうすればいいのか」という根源的な疑問に答えていません。


僕がそこを補足しましょう。

人間の考えているロジックパターンは実はそれほど多くないです。
小説のような文学作品を除いた、評論文、新聞記事などを母国語でいいですから、数多くインプットをしていると自然とロジックパターンをみにつけることができるようになります。

もう一つ付け加えると、わからないなりに英文を頭から単語をインプットしていく速読作業の荒行(あらぎょう)を続けていると、あるとき、「英語の語順で単語をインプットしていったほうがよりロジカルでわかりやすく頭に入ってくる」という日が訪れます。

僕は英語圏での生活をしたことがありませんが、ビジネスでプレゼンテーション資料を準備するときにはまず英語でつくります。そのほうが一貫した論理のものができるからです。

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