2009年10月12日月曜日

外国語習得における記憶方法(4)

(3)アウトプットしてみる。

外国語を習得するにあたって、必要なのは何も単語だけではありません。熟語や慣用句、文法のパターンなどがあります。

記憶を強固にするためには、面倒ですが、それらの語句を使って自分なりに作文をしてみるのがいいと思います。

本当に短い文章でいいので、自分の身の回りに関連した文章を書くのがいいですね。

このときのポイントは自分が書きたいものを書こうとしないことです。

これをすると書くネタに困って、途中でやめることになります。

むしろ、目の前にある例文からイメージして、自分の生活の中で起こったことにあてはめて書く方がいいのです。

ただ漫然と書いていても覚えにくいし、長続きしないので、いっそのことブログにあげるとかSNSの日記に書くといったウェブ上で公開するというのも有効です。

特にLANG-8のような外国語で書いた日記を添削するSNSは非常に有効だと思っています。

http://lang-8.com/

アウトプットするということは、何らかの形で他人に見られる行為ですから、それだけ真剣になります。

だから覚えることにも意識せずとも真剣になるのです。それが記憶力をより強く発揮する原動力になるのです。

「人に見られている」という感覚がすごく大事なんですよ。

芸能人が歳をとってもきれいでいられるのは、この「人に常に見られている」という感覚を常に持っているというところが大きいと思います。

外国語を勉強するということは、最終的にはコミュニケーションという形でアウトプットすることに他なりませんから、学習途上でもどんどんアウトプットすべきです。

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