2009年9月29日火曜日

時間の管理について Part 12

一日24時間を一日20時間にする(4)

外国語の学習



外国語の学習について書いているところで、外国語の学習を手段としてとらえるのもおかしな話ですが、外国語の学習をすることで頭の回転は速くなるような気がします。

あくまでも一つの傾向ですが、なぜか外国語ができる人は頭の回転が速いようです。

それは話すスピードが速いというだけでなく、どれだけ目まぐるしく話題が変わろうとも話しについていくようです。

一時期、最低二ヶ国語の外国語を使える人たちで集まることがあったのですが、彼らの話すスピードと話題の変わり具合はすごく速かったです。

こういうところに、日本語しか話せない人がはいると、別にみんな日本語で話しをしているのにもかかわらず、ついていけないという現象がでてくるのです。不思議なことですが。


これはどういうことかと考えると、異なる言語を使うというストレスが脳を刺激して活性化するということになっているのではと推察しています。


よく外国語を学習するには「外国語脳」にしろという理論の本があります。

いったん自分の考えを日本語で考えてそれを外国語に変換して話すというのでは、時間がかかりすぎて「話す」という行為がうまくできませんから、はじめから外国語で考えて、それを話すようにするというものです。

かといって、僕のように後天的に外国語をおぼえている人間は、DVDプレイヤーからDVDを抜いて別のDVDを挿入するような具合に、日本語脳から外国語脳に瞬時に変換できるわけではありません。


だから多少なりとも外国語を使うときにはストレスが脳に発生するはずです。


また、それ以前に外国語脳をつくるために大きなストレスがかかっているわけです。


僕は生まれながらのバイリンガルでもなんでもないので、バイリンガルの人の頭の構造はよくわかりませんが、彼らはこの部分をストレスゼロで切り替えができるのかもしれません。


このようなスピードを要求されるストレスを脳に与えることによって、脳が活性化することは間違いありません。

結局、楽をして頭の回転を速くする方法というのは、少なくとも僕はみつけられないでいます。

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